親の心得 重度知的
親の心得 重度知的障害者
入所施設の生活介護
介護者は個別に対応できません。
6人に一人の介助、夜は一人です。
通所生活介護施設でも同じです。
やれる子は用意してあげますが、本人にやる気がないなら無理にやらせません。
学校とは違います、学校での重度の勉強は、社会に出た時、健常者と過ごせる事を目標にしています。病院で待てる、電車でおとなしく座ってられる、レストランで食事ができる。団体生活で少ない介助で暮らせていける。
今やってる勉強はお家でやらないなら、本人は好きでやってるわけではありません。やらされている状態です。それは作業でも同じ事です。好きなら趣味にしているはずです。
畑がある場合もありますが、草取り収穫時期以外は行きません。クラブも月1回、冬場はお休みです。レクレーションは月一回。
施設は規則正しく生活します。朝は朝食体操、昼食の後お風呂その後おやつ休んで夕食。夕食後はくつろぐ。
児童と違うのは、掃除、洗濯干し、荷物運びなどなどやることは沢山あります。
ごろごろ過ごしているわけではありません。お金にならない作業より、お手伝いが出来る方がえらいです。
いろいろ希望のあった親も施設に馴染んでくると、自分の子供がより良い環境で無理をしない生活をしていることに気づきます。