児童入所施設 知的障害児の場合
児童入所施設 知的障害児の場合
最近はデイサービスが沢山出来て、保護者の負担が減り、入所される子どもが減っています。
家庭の事情、思春期の崩れる子の入所が多いです。
近くの特別支援学校と連携しています。重度の子は重度重複クラスで子供3人に先生2人になる子が多いです。
中度の子は普通クラスで子供6人に先生2人の所が多いです。
入所施設はバスで学校に送迎してくれます。
わかりやすい環境になっています。
お風呂時間以外はお風呂場には入れません。食事を作るところへは入れませんので、食堂で栄養管理が取れた食事をします。
のんびり過ごす場所も決められています。崩れた子は別の部屋で気持ちを落ち着けることができます。
土日だけ帰宅させる保護者も多いです。その場合は、移動支援がもらえますのでヘルパーさんを利用される方もいます。
保護者の面談もあり、個別支援計画を立てて、身辺自立や団体行動、社会性を目指します。介護者の配置は5、6人に一人です。安全な環境なのでそれほど手厚くなくても大丈夫です。夜は介護者は1、2人です。大人の施設はもっと少ない介護になりますので、子供の時期が大切になります。
土日や長期の休みは、外出しレストラン、築地などお出かけしてくれます。
クリスマス会、餅つき大会、お誕生日会、バサー、イベントがたくさんあります。入所施設はわかりやすい環境になっているため、問題行動がある子でも落ち着いて過ごせます。
ショートステイができるところが多いため、お泊りの練習、保護者の休養、兄弟の用事などに使われる方もいます。
自閉症児は突発的に行動してしまうため、施設の選び方が重要になります。あまり慣れていない施設は子どもの危険が伴うため、選ばない方が良いと思います。